
「なんとなくダルい」「疲れやすい」「やる気が起きない」など、夏バテのような不調がある方にオススメしたい、元気を補給する素材を取り合わせたスープをご紹介します。
身体が疲れていると免疫力も低下してしまうので、しっかりと栄養をとって気持ちの良い秋を迎えましょう。
もちろん今回もヨーグルトを使ったレシピとなりますので乳酸菌もたっぷり補給できます!
材料(2人分)
- とうもろこし…300g(1本)
- かぼちゃ…200g
- ヨーグルト…100g
- 牛乳…200cc
- メープルシロップ…大さじ1
- 塩…ひとつまみ
- 白玉だんご(ゆでたもの)…16粒
作り方
とうもろこしの準備
とうもろこしを、焼き網で焦げ目がつくまで焼いて、実をそぎ落とします。


かぼちゃの準備
かぼちゃは適当な大きさに切り、全体に火が通るまで茹でます。


ミキサーでペースト状にする
ミキサーに、1のとうもろこし、2のかぼちゃに加えて、ヨーグルト、メープルシロップ、塩を入れてまわし、ペースト状にします。
裏ごしし冷蔵庫へ
3でペースト状にしたものを万能こし器で裏ごしし、30分ほど冷蔵庫で冷やします。

完成
器に盛り、白玉だんごを浮かべ出来上がりです。

今回ご紹介したお料理は、あっさりと冷たいヨーグルトベースのスープに、口当たりが良くて食べやすい白玉を取り合わせたもの。
夏バテの時に、ヨーグルト+塩+夏野菜は、おすすめの組み合わせです。

とくにとうもろこしは、時間が経つにつれ、おいしさ・栄養価ともに落ちてしまいます。
お店では、遠隔地の高価なブランドとうもろこしより安価でも近郊産のフレッシュなとうもろこしを選ぶ、これがおいしいスープ作りの最大のポイントです。
夏~秋口になると体調を崩す方は、真冬よりも多いようです。
単に暑さ負けから来る体調不良だけでなく、クーラーの影響もあって、消化不良、不眠、疲労感などに悩まされる傾向が強くなっています。
これは、極端な温度変化に体がついていけず、自律神経の作用に異常が出てしまうため。
自律神経の不調が最も出やすいもののひとつが消化機能であるため、夏は食欲が失せがちなのです。
夏バテで食べられなくなってしまうと、ついついジュースやアイスなど冷たくて口当たりのいいものばかり食べてしまいがちですが、食べ過ぎると弱った胃を冷やし、余計に調子を崩す原因になりかねません。
ヨーグルトは、一見アイスやゼリーなどの冷菓と同じように思えますが、全く異なる作用を持っています。
まず、ヨーグルトは発酵食品であるため、胃腸を冷やし過ぎることなく、むしろいたわって消化能力を高めてくれて、栄養バランスも良く、夏バテ解消に効果的と言われるビタミンB群もしっかりと含まれています。

ヨーグルトを使ったスープ、ぜひお試しください。