この記事では
- 生地にヨーグルトを使った「シュトーレン」の作り方
をご紹介します。
ドイツ発祥のクリスマスのお菓子「シュトーレン」。すっかり日本でもおなじみになりました。デコレーションケーキと違って、ある程度日持ちがします。
基本的には材料を混ぜて焼くだけ、飾りつけの工夫もあまり必要ないし、簡単に作れます。
通常は「牛乳」を使って作られるシュトーレンですが、代わりに「ヨーグルト」を使うことで生地がしっとりと口当たりが良くなり、風味もアップしてとてもおいしく焼き上がります。
目次
材料(2本分)
生地
- バター…50g
- 砂糖…15g
- ヨーグルト…50g
- 強力粉…100g
- 薄力粉…100g
- ドライイースト…3g
- ぬるま湯…25ml
- 粉砂糖(仕上げ用)…適宜
フィリング(具)
- レーズン…40g
- ブランデー…30ml
- アーモンド…10g
- クルミ…10g
- ヘーゼルナッツ…10g
- *ゆずピール(甘煮)…50g
*ゆずピールは手作りします
*ゆずピール
- ゆず…2個
- 砂糖…40g
作り方
ゆずピールを作る
ゆずの皮をむいてみじん切りにします。
小さめの鍋にみじん切りにしたゆずの皮、実の絞り汁(種が入らないように)、砂糖を入れ、木べらで時折かき混ぜながら弱火で10分煮て完成です。
バターの準備
バターを予め室温に戻しておきます。
フィリングの下ごしらえ
レーズンを器に入れてブランデーに漬けておきます。アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツは粗く刻んでおいてください。
生地を作る
室温に戻したバターをボウルに入れ、砂糖を加えて木べらでよく混ぜます。
そこに(ヨーグルト50g、強力粉100g、薄力粉100g、ドライイースト3g)を入れてよく混ぜ合わせる。全体が混ざり合ったところで、ぬるま湯を入れてなめらかな生地になるまで5分~10分こねます。
発酵させる
こねた生地が入ったボウルにラップをして、1時間発酵させます。
発酵させた生地に具材を混ぜる
発酵した生地を2等分して拳でつぶしてくぼみを作り、このくぼみに、2のお酒を切ったレーズン、ゆずピール、アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツを入れて包み込み、打ち粉をふって平にのばします。
形を整え、さらに発酵させる
生地の3分の2を折り込み、残り3分の1をかぶせます。両端を閉じて、舟形に整えます。そのまま20分、2次発酵させます。
オーブンで焼く
天板にクッキングシートを敷き、7で形を整えた生地をのせて、180℃に温めたオーブンで、180℃で20分、200℃で10分焼きます。
仕上げ
焼きあがったら熱いうちにバター(分量外)を裏表にまんべんなく塗り、粉砂糖を全体を覆うようにふるいかけて出来上がりです。
少し寝かせて時間をおいてから食べるのがおすすめです。しっかり冷めてから、ラップで密封して、涼しい場所に置いてください。