インド料理にスパイスが欠かせないというのはご存知ではないでしょうか。実はヨーグルトもスパイスと同じくらい重要な位置にあります。
インドでいうヨーグルトは、日本でいう味噌のような存在。
スープや煮込み(カレー)に入れるのはもちろん、いためものや揚げものピラフにもかけたり、サラダにからめたり、万能調味料として君臨しています。
今回ご紹介するカレーは作り方は本格派の北インドカレーです。
インド料理の重要なエッセンスであるヨーグルトを使ったカレーをご自宅で楽しんでみてください。
目次
材料(2人分)
チキンマリネ
- 鶏手羽元…4本
- ヨーグルト…200g
- カレー用スパイス…小さじ2
- ブラックペッパー(パウダー)…少々
- カイエンペッパー…少々
- パプリカパウダー…少々
- 塩…小さじ2
今回は本格的なインドカレーを追求するため自家製ヨーグルト(ケフィアヨーグルト)を使用しています。
カレーソース
- 玉ねぎ…150g
- にんにく…1片
- 生姜…10g
- サラダ油…大さじ2
- とうがらし…1本
- カレー用スパイス…小さじ3
- トマト缶…150g
- 水…80cc
- 塩…小さじ1
- バター…5g
- カルダモンパウダー…少々
- カイエンペッパー…少々
作り方
チキンヨーグルトマリネを作る
鶏手羽元に3カ所ほど切れ込みを入れる。
ボウルにチキンマリネの材料を全て入れて混ぜ、鶏手羽元を入れて冷蔵庫で2時間寝かせる。
材料を切る
玉ねぎとにんにくはみじん切りに、生姜はすりおろす。
材料を炒める
フライパンにサラダ油を入れて熱し、みじん切りしておいた玉ねぎ150gを入れきつね色になるまで弱火で炒める。
続けて、みじん切りしておいたにんにく1片、すりおろした生姜10g、種を取り除いたとうがらし1本、カレー用スパイス小さじ3、を加えて香りがしてくるまで弱火で炒める。
- 玉ねぎに比べ、にんにくやとうがらしは焦げやすいので注意してください。
- カレー用スパイスは焦がさないように注意してください。
トマト缶を加えてひと煮立ち
トマト缶150gを加えてひと煮立ちさせ、火を止める。
ミキサーにかけてペースト状にする
4の粗熱がとれたら、ミキサーにかけてペースト状にし、鍋に移す。
チキンヨーグルトマリネを加えて煮込む
5の鍋にチキンヨーグルトマリネとその漬け汁、水80cc、塩小さじ1を入れて弱火で15分煮込む。
火を止めスパイスを加え完成
火を止め、バター5g、カルダモンパウダーとカイエンペッパー少々を入れてひと混ぜし完成。
インドは、アーユルヴェーダという、人類の歴史上最も古いとされている医学体系を確立させた国。
この伝統あるアーユルヴェーダではヨーグルトは薬とみなされ、とくに夏場の食事に取り入れるとよいとされています。
カレーの材料となるスパイスはいずれも漢方薬と同じ素材ですから、スパイスとヨーグルトのヘルシーパワーをたっぷり得られるカレーは、これからくる夏の暑さに打ち勝つ養生食と言えるでしょう。
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