スペイン・カスティーリャ地方の家庭料理のソパ・デ・アホ(にんにくのスープ)。
スペイン語でソパは「にんにく」、アホは「スープ」という意味です。
本来の伝統的なレシピでは残ったパンを使いますが、小麦粉で代用し、少し上品にアレンジしました。
ソパ・デ・アホはもともと、風邪気味の時に親しまれている程のスタミナ食ですが、ここにヨーグルトを仕上げに使って、よりパワーアップなスープに仕上がってると思います。
ヨーグルトを使ったアレンジ料理で毎日の食事から乳酸菌を補給して免疫力アップを目指しましょう。
スペインにはにんにくのスープが何種類もあるらしいですよ。
材料(2人分)
- にんにく…2片
- オリーブオイル…大さじ1
- 小麦粉…小さじ2
- パプリカパウダー…ひとつまみ
- カイエンペッパー…ひとつまみ
- 塩…小さじ1
- 水…400cc
- 卵(よく割りほぐした溶き卵)…1個
- ヨーグルト…50g
作り方
にんにくをみじん切りにする
にんにく2片をみじん切りにします。
材料を炒める
鍋にオリーブオイルとみじん切りしたにんにくを入れ、焦がさないように注意しながら弱火で炒める。
にんにくの香りが立ってきたら、ふるった小麦粉を加え、焦がさないように注意しながら、全体がきつね色になるまで中火で炒めます。
煮る
水400cc、パプリカパウダー、カイエンペッパー、塩を加え、中火で10分煮ます。
溶き卵を入れる
絶えずかき混ぜながら、溶き卵を少しずつ流し入れて全体によく馴染ませたら、すぐに火を止めます。
ヨーグルト50gを加えてよく混ぜ、器に盛って完成です。
ソパ・デ・アホに合うお料理は??
それはやはり、スペイン料理です。
簡単に作れておすすめなのは、スペイン産オリーブオイルで、ソテーしたお肉やお魚など。スペイン料理はお米を使ったメニューも多く、ピラフなどもこのスープによく合います。
ヘルシーでスタミナがつくスペイン料理、ヨーグルトを加えてアレンジしたソパ・デ・アホとあわせて食べてみてください。